梅雨明け宣言が異常に早かった今年(2022年)
6月からすでに猛暑です。(;^_^A
7月9日【着物パーソナルカラー診断士】の講座、初日のコーディネート
『江戸ゆかた 高常(高橋常兵衛)』さんの綿紅梅の浴衣に麻の長襦袢、羅八寸帯を締め、麻の足袋を履いて夏着物としての装いです。
【綿紅梅】とは
経糸・横糸に太さの違う糸を使った、格子状の凸凹織を紅梅織といいます。
凸凹(=勾配)の段差がつくことから、勾配が付く、さらに紅梅(こうばい)という趣のある名前へ
段差が付くことで肌へ直接触れる面積が少なく、通気性が良く、サラサラした着心地です❣
麻よりシワにならず、絹より風通しがよい。
もちろん綿100%で、お家で洗えます。これがいいー!夏は家で洗えるものが一番!!!
よく似た名前の【絹紅梅】は、格子部分の太糸に綿糸を、それ以外の部分に絹糸を使って紅梅織に織り上げたものです。
綿紅梅よりも透け感が強く、軽いそうです。こちらは絹糸を使ってるのでクリーニングに出した方がいいです。
【絹紅梅】も素敵なんですけど、ワタクシ汗かきさんなので、メンテナンス代がバカになりませんので持ってません(;^ω^)
伝統的な技法により作られた【綿紅梅】や【絹紅梅】は高級浴衣として位置づけられ、夏着物として着ることができます。
飽きがなく長く愛用できますよ👆
㊟最近は海外製の安価な紅梅織の浴衣も見かけます。
『浴衣の下に長襦袢と足袋で着物として着られますよ』
のうたい文句をみなさん一度は聞いたことあると思います。
浴衣は着物初心者さんの入り口だったりして、浴衣が着物になるんだ!と思ったら嬉しいですもんね。しかし、着物を着て出かけたことがある、ちょっとした着物の知識もあるという大人な女性には、このうたい文句にはちょっと違和感を感じるのではないでしょうか?
浴衣はもともと【湯帷子(ゆかたびら)】といって、蒸し風呂に入る時、水蒸気で火傷をしないように着ていたもの。
時代とともに現在のタオルやバスローブのように入浴後に着られるようになりました。
江戸時代には外出着として夏の普段着に定着していったものです。
で、『着物として着れます』という時、浴衣なら何でもいいという訳ではありませんよね!
カラフル、原色使い、大きな花柄がボン・ボン・ボンと、如何にも『ザ・浴衣』はちょっと・・・”(-“”-)” (あくまで『着物風』ですね。)
そういった柄の物はそのまま浴衣として、半幅帯に素足!で、軽快な感じがやっぱり似合います。
若い方には浴衣としてそのまま楽しんで頂きたいです。半幅帯は結び方でいろんなアレンジができて、可愛いし、楽しいです❣😊
夏着物として着られる浴衣でおススメなのが、
- 綿紅梅
- 絹紅梅
- 奥州木綿
- 長板中形
- 有松・鳴海絞り など
ネットや一般的に出回ってるプレタ浴衣なら、『ザ・浴衣』に見えない「落ち着いた色目・柄行のもの」を選んでいただければ、違和感ない着姿になるでしょう❣😊
今回私は長襦袢を合わせましたが、半襦袢にステテコもアリです👆
ステテコのおススメがコチラ↓
東レの『さららビューティーステテコ』
ほんとにさらさらが続きます❣😊汗かいた太ももが擦れるのも、膝裏の汗も嫌”(-“”-)”
真冬以外手放せません!
最近は、ロングタイプ(ミッチーの楽天ROOMに掲載済)や肌色タイプも出てますよ~👆
↑これは半襦袢。肌着と襦袢が合体したもの。長さが半分くらい、上半身のみだから半襦袢。
お袖のマジックテープは、替え袖を付ける為のものです。
半衿も付け替えて、オールシーズン使えます!
帯締めは京都『えり正』さんの【レース竹林水玉 カラー03】この帯締め可愛くてお気に入りです。『えり正』さんは着物着て行ってお買い物すると5%オフしてくれます。(⌒∇⌒)
講座初日はたくさんのドレープを持って帰りました!
小学生が新しい教科書や絵の具セットをもらった時のようなワクワク嬉しい感覚、思い出しました❣(笑)
覚えることいっぱいで、頭パンパンです(;^_^A
でも、楽しいから頑張りまっす❣
着物スタイル協会代表で熱血指導の真壁しおり先生とカラーのプロフェッショナルゆき和先生を同期の皆さんで囲んで、ハイチーズ❣😊
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