訪問着(礼装)の着方

お着付

先日の日本舞踊の発表会(ブログはコチラ)に着用した訪問着は、小紋や紬、木綿などの普段着としての着物の着方とは少し異なります。

まず
伊達衿(重ね衿)を付けてあります。
伊達衿は、着物の衿に直接重ねて何枚かの着物を重ね着しているように見せるものです。
格調高く華やかな装いになります。0.5cmほど一律に出しますが、これが結構難しいのです。

半衿(白い衿の部分)は2㎝くらい。普段より多めに出します。

おはしょり(帯下部分)も普段より長めに。5~6cmくらい。マイサイズに仕立てられた物でしたら十分出るはずです。

そして、
礼装用の袋帯ですが、必ず幅出しをします。(※身長体格に合わせて)
お腹部分の帯幅を広げて巻きます
帯幅が広くなることでよりフォーマルな装いに!

私は背が高いので、これくらい幅出ししています。↓

これだけ幅出しすると自分で巻くのも難しいです(;’∀’)

背が高いので、これだけ幅出ししても、着姿的にはこんなものです。↓

幅出ししてなければ、寂しい感じになるのが想像していただけるかと思います。

まだまだ細かい着付けの違いもありますが、視覚的にはっきりとわかるところはこのあたりでしょうか。

踊った後なので、お尻のシワは見て見ぬふりをお願いします。笑

そしてそして、最も大事な部分があります。
それは、体型補正です!
土台になる補正が普段とは大きく違ってきます。(特に今回は踊りなので)
袋帯名古屋帯よりも長く、また礼装用は特に重いものが多いので、
いつものように締めるだけだと、帯が緩んだりして下がってくる可能性が大です。(汗)
しっかり締めることはもちろんのこと、補正が大切になってきます!
何事も基礎(下地)が大事!ってことですよね。

私は下半身に比べて上半身瘦せ型なので、いろいろ苦労します。。。
なので、体型補正は普段と比べて特に盛ります!(笑)
胴回りのタオルもいつもより+2枚足していて、胸元には補正ベストを着用しています。
あとちょっと足りないなと思うところに綿花を入れてます。

補正ベストです。普段は使いません。

今の段階でベストな補正だと信じていますが、
体重が増減したり、体型が変わったり、みたいなこともあると思いますので、今後もいろいろ試行錯誤を重ねていくことになるでしょうね。

生徒さんにも、それぞれ自分のなりたい着姿に近づけるようお手伝いできればと思っています。

礼装着物の着方は、
きものRebornの礼装コースで習得して頂けます。

自分で着られる方でも、
久しぶりで・・・とか、上手くいかないよ~~と悩んでおられるのなら、
単発・フォローアップレッスンで復習、苦手克服のお手伝いをさせて頂きます。

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